音浴博物館の建物の前には、近くの県指定天然保護地「久良木湿原」が源の小川が流れています。
両側には、野草(都会では雑草と呼ばれたりしますが)が自生しています。
その中に梅雨入り前のこの季節になると小さな白い花を咲かせる「どくだみ」が占める区画があります。
「どくだみ」と聞けば、解毒剤、利尿剤として使われる「薬草」のイメージが強い植物です。
「煎じ薬」で「どくだみ」という名前からも 花も地味かと思えば、白い十文字の真ん中に黄色いラグビーボールのような形をした花芯がついた
どこかの徽章のような可憐な花です。
音浴博物館に咲くどくだみの中には、十文字がいくつも重なった「八重咲き」の珍しいものがいくつも咲いています。
花弁のように見える白いものは、花を取り囲む「葉」が変形したものなのだそうです。故に八重咲きのものをよく見ると部分的に葉っぱのような色が残っているものがあります。
音浴博物館は、長崎県の西彼半島のほぼ真ん中 標高350mに建つ小さな分校跡。
5Km周辺には民家もなく 自然豊か! (携帯電話の電波も届かない)
こんな環境で アナログサウンドを全身に浴びれば、幸せホルモン セロトニンもたくさん分泌されて
心も体も元気になれますよ