平成16年より 音浴博物館にボランティアとして参加されていた、高島正和さんが 75歳のお誕生日を機に 音浴博物館の現場でのガイドを引退されることになりました。
西海町の観光協会時代から 横瀬浦地区のガイドプログラムの開発、人材育成に努められ、その経験を活かし、ただ漠然と蒐集されていたレコードや蓄音機、昭和の日常品などを整理し、館内を案内することで来館者・支持者を増やされてきました。
その髙島さんも昭和22年のお生まれ、いわゆる団塊の世代。
新型コロナウイルス感染症の拡大し、ガイド時間も短縮する状況で高島節も少し短くなりましたが、今でも優しい口調は健在です。
大変残念なことですがこの度 引退を決意され、7月中旬には 西海市を離れ、生まれ故郷の北海道に帰省されることになりました。2代目の館長栗原節子さんを館長補佐その後館長代行として支え 音浴博物館の発展に努めて頂き正に中興の祖と言えるの髙島さんには、後を引き継ぐ者として 言葉ではあらわせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
現場からは離れますがこれからも 顧問として 音浴博物館の運営に参加いただきます。
なお、髙島さんからは「これまで ご来館いただいた皆様方やツアーでお越しいただきイベントホールでの解説をお聞きいただいた皆様へ 心からの感謝申し上げるとともに これからも長く音浴博物館を愛してください」との言葉を頂いておりますことをお伝えいたします。
北海道は長崎より寒い日が多いと思いますが、これからもお元気でぜひともまた 音浴博物館で「高島節」を披露してください。
佐賀・長崎広報誌 「SとN」https://static.saga-ebooks.jp/actibook_data/p_saga_S&N_05_202105140000/HTML5/pc.html#/page/68